謹賀新年
気がつけば年は明けていました。
今なお日野原先生に明け暮れています。
といっても収録は来週で終わりの予定なので一段落
ではない。
他にもわんさかベッケンバウアーが待っているのだ。
遊んでいる暇はないらしい。
だからブログなんぞ更新してる場合ではないのだが、それでは息が詰まってしまう。
やっぱりゆとりが大切だとか言い聞かせてみたりして。
とにかく、今年もよろしくお願いします。
今日コンビニに立ち寄ったらサカマガが目に入った。
表紙は天皇杯制覇に喜ぶ鹿島の選手、正直なところ買う気はしない。
しかし、表紙の片隅にある小さな見出しに思わず惹き付けられた。
惜別インタビュー ルーカス(元G大阪/FW)「幸せをありがとう」
すぐに立ち読み、困ったことにうるうるしてくる。
だいたいセブンイレブンで立ち読みをしながら涙を拭ってる中年親父なんていうのはいただけないどころか気持ち悪い。
自分でもわかっているが、どうしていいかわからず、とりあえず購入して店を出る。
ルーカスが古巣の
アトレティコ・パラナエンセに復帰することは知っていた。
戻る理由は家族のことかなと思っていたけど、やはりそうらしい。
ルーカスらしい選択だ。
インタビューでは、東京のことについても触れていたけど、タイトル獲得の喜びや中東からのオファーを断ったことなど、メインはガンバでの記憶を振り返っている。
うちにいたときも献身的なプレーでチームを牽引する姿が印象的だったけど、移籍してからはさらに磨きがかかった感じがしたもんね。
他サポのおいらが言うのもあれだけど、ガンバって遠藤とか明神とか二川とか素晴らしい選手がいっぱいいるのに、前線のFWと中盤の選手が融合するようなプレーが少ないというか、それは古いところじゃアラウージョとかマグノアウベスとか強力な点取り屋がいたこととも無縁ではないと思うんだけど、強いときは強いけど負ける時は本当にあっさり負けちゃうこともあったし、決して常勝軍団ではなかったと思う。
だけどルーカスが入って、ルーカスが1.5列目でプレーするようになった時のガンバは本当に強かった。
勝手な思い込みだけど、ガンバのACL制覇はルーカスなくしてなかったような気さえする。
こんなこと言うとガンバサポに怒られるな。
まあいいね、どうせこんなブログ見てないだろうし。
それにしても、ルーカスには本当いろんなものもらったな。
言葉にするのは難しいけど、夢とか希望とかそんなのが近いかな。
苦しい時もあの笑顔には励まされた。
忘れられないのは、前にも書いたけど、2004年のナビスコカップの準決勝。
延長にもつれこんだヴェルディ戦での決勝弾。
ゴールのあと、両手で何度もガッツポーズをしながらゴール裏に来てくれた。
あのときの顔は忘れたくても忘れられない。
一生忘れないと思う。
あのときルーカスとゴール裏は完全にひとつになっていた。
あれほど大声で、自分から何度も何度も同じ選手の名前を呼んだことなど、おいらの今までの人生にはなかったことだ。
この思い出だけでも、どんぶり飯3杯はいけるもんな。
ルーカスには「感謝」という言葉しかみつからない。
本当にありがとう。
またいつの日か、どこかで会えることを願っています。
しかしペドロくん大きくなったな。
時が経つのは早いもんだ。